日本に比べると面積が極端にが大きい国カナダ、面積だけでなく人々の大ざっぱでお気軽な事も感じられます。例えば、コロナ禍でのグラウス山ゴンドラ乗車システムもその一つです。
2020年3月16日からグラウス山(スキー場運用時)がコロナ禍閉山になり、春が明けてもグラウス山やグラインドを含むトレイル閉鎖の状態が続いていました。
2020年6月22日から条件付きでグラウス山及びグラインドを含むトレイルの再オープンとなり、早々オープン日の6月22日に行くことができ、その後も頻繁にゴンドラに乗る機会があり気が付くことがありました。
再オープン条件の一つは、人混みを作らないことで人数制限があります。オンラインによる予約制で人数を制限しています。そしてグラウス山一番の問題は100人乗りゴンドラがあります。
以前までは、ゴンドラの中にお客様100人を隙間なく詰めて運用していました。
対策としてゴンドラの窓を開放しっぱなしで新鮮な空気を取り込み、最大収容人数を 100人から 30人とし、ゴンドラ待機場所とゴンドラ内に1番から30番までの番号ステッカーを張り、密を避ける工夫をしました。
グラウス山のゴンドラ乗り場待機所の地面コンクリートに1番から30番までの番号ステッカーを張りつけた当初の様子。
この1番から30番までの番号ステッカーは、ゴンドラ内の床にも同様の番号が張り付けられています。
改札所で係員から言われた番号に立ち待つことになっていますが、お客様もその番号ではなく適当に立っています。その後係員も訳が分からなくなり、改札所から移動して現場を確認しながら、人数確認をする事が多くなりました。
お客様に待機場所からゴンドラへ移動してもらうときは、待機場所と同じ番号が張られてあるゴンドラの中に移動してもらうことになっていたのですが、お客様も意識していない方も多く適当でした。
私もお客様の一人として、いざ移動してみると他のお客様がその番号の上にいたりで、とりあえず誰もいない番号に移動していました。
本来100人乗りのゴンドラに30人だけなのでスペースがあり、それでお客様も気にしていないのかもしれません。
再オープンしてすぐの2020年6月22日は、下に向かうゴンドラは観光客はいなく、ほとんどがグラウスグラインドの運動着着用の地元バンクーバーのお客様だけで、言葉の問題ではないと思います。
コロナ禍以前は、世界中のお客様が訪れるので言葉の問題がありましたが、今回は地元のバンクーバーのお客様だけでした。
5日後にはこの1番から30番までのシステムから、ABCDE(各列6人) の 5 列に並ぶシステムに変更となりました。
グラウス山のゴンドラ乗り場待機所の地面コンクリートにABCDE の5列ステッカーを張りつけた様子。
この列の管理によりお客様も係員も個別の番号の管理よりも、分かりやすくなったように思います。おおざっぱで受け入れやすいのかもしれません。
それでも適当に並んでしまうお客様がいますが、他のお客様も適当に並んだお客様を気にしている方見受けられません。
ちなみに、スキーシーズンはお客様の人数も多くなるので、20-21スキーシーズンは ABCDE 間隔を狭くし、最大収容人数を48人としています。
同じ状況が日本だったならと考えると、係員もお客様もその番号の上でしっかりと待機をするだろう状況が想像できます。
良いとか悪いとかの問題ではなくお国柄の違いで、この大ざっぱな雰囲気がこの国のお気楽さを育んでいるのかなぁと思います。





